2024ジャパントラックカップI・II(伊豆・ベロドローム)が5月9日から12日まで開催される。
5月9日に行われたジャパントラックカップI初日では、男子エリミネーションで窪木一茂選手、女子エリミネーションで内野艶和選手が優勝しました。5月10日に行われたジャパントラックカップI2日目では、女子ケイリン及び女子スプリントにて佐藤水菜選手、男子ケイリンにて中野慎詞選手、男子スプリントにて太田海也選手、男子マディソン及び男子オムニアムにて窪木一茂選手、女子マディソン及び女子オムニアムにて内野艶和選手が優勝しました。
また、佐藤水菜選手がスプリントの予選200mFTTにおいて10.514秒を記録し、日本記録を更新しました。

【女子ケイリン】
1位:佐藤 水菜(神奈川・114期)
【女子スプリント】
1位:佐藤 水菜
2位:梅川 風子(東京・112期)
※予選200mFTTにて佐藤 水菜選手が10.514秒で日本記録を更新

優勝コメント(ケイリン) 佐藤 水菜 
「スプリントの予選タイムが一番だったから、ケイリンに向けて体力を温存できた。コーチと話しながらいい経験を積めています。この大会から初めて使う新しい自転車は重いのでよく転がる。癖は強いけど、下りがとにかく速いですね。これを乗りこなせるようにしたい」


右:佐藤 水菜 選手

【男子ケイリン】
1位:中野 慎詞(岩手・121期)
2位:太田 海也(岡山・121期)
3位:山崎 賢人(長崎・111期)

優勝コメント 中野 慎詞
「予選、準決勝は中途半端で、たまたま展開がはまっただけ。香港のネーションズカップも微妙な感じで迷いがあった。それで今回の決勝は力を出し切って力勝負しようと思った。ダッシュ力がないから太田選手と本当の力勝負(1周半外並走)になってしまったけど、勝ち切れたのはうれしい」


左から太田 海也 選手、中野 慎詞 選手、山崎 賢人 選手

【男子スプリント】
1位:太田 海也
2位:小原 佑太(青森・115期)
3位:山崎 賢人

優勝コメント 太田 海也
「やることをやって2位だったケイリンがむちゃくちゃ悔しかった。その悔しさがいい意味でスプリントにつながった。これからも経験を増やしてレース幅を広げていきたい。あと2日、有意義な大会にします」


左から小原 佑太 選手、太田 海也 選手、山崎 賢人 選手

【男子マディソン】
1位:窪木 一茂(福島・119期)・今村 駿介
2位:橋本 英也(岐阜・113期)・兒島 直樹
【男子オムニアム】
1位:窪木 一茂
【男子エリミネーション】
1位:窪木 一茂

優勝コメント(男子マディソン) 窪木 一茂
「監督からの指示はミスなく、うまく走るようにだった。パリ五輪前最後のレースで、勝利を目指しながら基礎に忠実にアドバイスに従ってきれいに走ることができた」


左から2人目橋本 英也 選手、左から3人目窪木 一茂 選手

【女子マディソン】
1位:内野 艶和(福岡・120期)・垣田 真穂
【女子オムニアム】
1位:内野 艶和
【女子エリミネーション】
1位:内野 艶和

優勝コメント(マディソン) 内野 艶和
「1回は後ろに行ったが、力の差があるので中切れの可能性があると思って前で展開した。あとは臨機応変に行けるタイミングで行った。交代で間を開けないなど細かいところを気を付けて走れたと思う。私は位置取りなど考える側、垣田さんはスプリントする側、お互いのポジション変更もあるけど、うまく助け合ってやっていきたい」


中央:内野 艶和 選手

※()内は競輪選手の登録府県及び期別を表記

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