大阪・関西万博協賛・青森競輪開設74周年「みちのく記念競輪(GIII)」善知鳥杯争奪戦は9月28日に3日目を迎えた。注目の準決は森田優弥、眞杉匠、守澤太志がそれぞれ勝利。地元のS班の新山響平も2着に逃げ粘って決勝へと駒を進めた。29日はいよいよ最終日。シリーズ覇者を決める決勝の号砲が鳴らされる。
記念シリーズは、開催最終日も先着500名様にファンサービス(渋川せんべい胡麻新月をプレゼント)、キッズ広場が予定されています。そして、レッツゴーよしまささんのものまねショー、りんご娘ライブショー、ライスボールライブショー、高木真備さんのトークショー、オレンジテント縁日、キッチンカーと様々なイベントも実施予定です。青森競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
<10R>

森田優弥選手

永澤剛選手
新山将史がスタート争いを制して、北日本勢が前受け。高橋晋也は、赤板で大川龍二を突っ張る。周回中から5番手の森田優弥(写真)は、仕掛けのタイミングを取り、高橋が流し気味でいた打鐘2センターで一気にカマす。一瞬対応が遅れた高橋だが、慌てて踏み上げると、吉田拓矢に内から飛び付く。後ろのもつれをしり目に、森田は快調なペースで飛ばしていく。結果的にラインの援護を失った森田だが、ゴール前も踏み直して力強く押し切った。
「北日本勢が前受けも想定していた。(打鐘2センターで)尾形(鉄馬)さんが内にいく、締める動きが見えたので、そこを目掛けていった。新山(将史)さんと接触しそうになって、いきにくくて、高橋さんも強くて、3人で出切れなくて申し訳ないです。吉田さんがさばかれているのは見えていた。初日が終わってからセッティングを変えて、だいぶ楽に乗れている感じがする。しっかりアップをして馴染ませていきたい。2日目より良くなっている」
高橋が飛び付いて、永澤剛(写真)は外から盛り返した吉田と絡む。内で競り勝って、最後は森田と高橋の間のコースを踏んで2着に入った。
「2番車なのにスタートで前を取れなくて、新山君がとってくれた。吉田君を飛ばせたら良かったんですけど、ダッシュがキツくて、もっていけなくて。吉田君を飛ばせれば良かったんですけど。吉田君を飛ばせないと、新山君にもチャンスがないしラインに悪かった。高橋君のダッシュは強烈。何もしていない」
吉田をさばいた高橋晋也が、3着で決勝に進出。
「新山さんのスタートは助かりました。(自分は)雨谷(一樹)さんにスタートで勝ったと思って、緩めてしまって取られそうになったので。このメンバーでカマシはキツいので。前以外なら、赤板から全開で(踏んで)、森田君に突っ張られてもとことんやり合うつもりでした。森田を警戒し過ぎたし、ペースが落ちてるところで波を作っちゃって、その陰から来られた。永澤さんが吉田君をもっていったのがわかって、吉田君の所にいかせてもらった。技術はまだまだでしたけど。でも、あれは引けないので。バックでいければ良かったけど、脚が足りなかった。森田君がバックで流していたので、一気にいっても良かったんですけど。脚は戻ってきているけど、そもそもの脚力が足りない」
「北日本勢が前受けも想定していた。(打鐘2センターで)尾形(鉄馬)さんが内にいく、締める動きが見えたので、そこを目掛けていった。新山(将史)さんと接触しそうになって、いきにくくて、高橋さんも強くて、3人で出切れなくて申し訳ないです。吉田さんがさばかれているのは見えていた。初日が終わってからセッティングを変えて、だいぶ楽に乗れている感じがする。しっかりアップをして馴染ませていきたい。2日目より良くなっている」
高橋が飛び付いて、永澤剛(写真)は外から盛り返した吉田と絡む。内で競り勝って、最後は森田と高橋の間のコースを踏んで2着に入った。
「2番車なのにスタートで前を取れなくて、新山君がとってくれた。吉田君を飛ばせたら良かったんですけど、ダッシュがキツくて、もっていけなくて。吉田君を飛ばせれば良かったんですけど。吉田君を飛ばせないと、新山君にもチャンスがないしラインに悪かった。高橋君のダッシュは強烈。何もしていない」
吉田をさばいた高橋晋也が、3着で決勝に進出。
「新山さんのスタートは助かりました。(自分は)雨谷(一樹)さんにスタートで勝ったと思って、緩めてしまって取られそうになったので。このメンバーでカマシはキツいので。前以外なら、赤板から全開で(踏んで)、森田君に突っ張られてもとことんやり合うつもりでした。森田を警戒し過ぎたし、ペースが落ちてるところで波を作っちゃって、その陰から来られた。永澤さんが吉田君をもっていったのがわかって、吉田君の所にいかせてもらった。技術はまだまだでしたけど。でも、あれは引けないので。バックでいければ良かったけど、脚が足りなかった。森田君がバックで流していたので、一気にいっても良かったんですけど。脚は戻ってきているけど、そもそもの脚力が足りない」
<11R>

眞杉匠選手

宿口陽一選手
赤板で切った佐々木眞也を、志田龍星が押さえる。追い上げた眞杉匠(写真)は、打鐘で一旦4番手をキメてから、3コーナーでもう一度仕掛ける。最終ホームで出切った眞杉に、石原颯が襲い掛かるが、眞杉は簡単に合わせ切って主導権を渡さない。完全にペースをつかんだ眞杉が、逃げ切りで決勝進出を決めた。
「ジャンで(志田が)結構踏んだので、一回休んで、緩んだところでいきました。詰まったところでいけたので。南(修二)さんもいましたし、志田さんも先行態勢に入っていたので。確認してからいいペースでいけたと思います。勝負所を逃さずに。今日(3日目)は少しセッティングをいじって、昨日よりも感じは良かったです。ここ最近は(記念の)準決勝で負けていたので。今年の前半に比べたら体と自転車がマッチしていると思います。もうセッティングは変えずに、体のケアをします」
眞杉マークの宿口陽一(写真)が2着で関東ワンツー。
「基本的に、眞杉が勝てるように走ってくれればと思っていました。付いて行くだけなので。セッティングを変えて道中も楽だったので、付けやすかったです。後ろに南さんが入っていたので、内を空ければ突っ込まれますし、踏めば割られるって思っていた。抜ければ良かったんですけど。ラインの仕事はできたかなって思います。昨日(2日目)は自分の乗り方ができなかったんですけど、今日は顔見せから感じが良かった」
志田が叩かれると、南修二が関東勢にスイッチして、佐々木眞也はその後ろの4番手の位置取り。南が4コーナーで外を踏み、佐々木は内のコースを選択。眞杉と宿口の間を踏んで3着に。
「車番が外だったので、取れた位置からどう勝負するかって考えていました。(最後の直線は南が)外を行ったので、自分は内で勝負しました。吸い込まれる感じで行けたので。なんとか確定板に届いて良かったです。まだまだですけど。決勝に乗れたのはすごく嬉しいですね」
「ジャンで(志田が)結構踏んだので、一回休んで、緩んだところでいきました。詰まったところでいけたので。南(修二)さんもいましたし、志田さんも先行態勢に入っていたので。確認してからいいペースでいけたと思います。勝負所を逃さずに。今日(3日目)は少しセッティングをいじって、昨日よりも感じは良かったです。ここ最近は(記念の)準決勝で負けていたので。今年の前半に比べたら体と自転車がマッチしていると思います。もうセッティングは変えずに、体のケアをします」
眞杉マークの宿口陽一(写真)が2着で関東ワンツー。
「基本的に、眞杉が勝てるように走ってくれればと思っていました。付いて行くだけなので。セッティングを変えて道中も楽だったので、付けやすかったです。後ろに南さんが入っていたので、内を空ければ突っ込まれますし、踏めば割られるって思っていた。抜ければ良かったんですけど。ラインの仕事はできたかなって思います。昨日(2日目)は自分の乗り方ができなかったんですけど、今日は顔見せから感じが良かった」
志田が叩かれると、南修二が関東勢にスイッチして、佐々木眞也はその後ろの4番手の位置取り。南が4コーナーで外を踏み、佐々木は内のコースを選択。眞杉と宿口の間を踏んで3着に。
「車番が外だったので、取れた位置からどう勝負するかって考えていました。(最後の直線は南が)外を行ったので、自分は内で勝負しました。吸い込まれる感じで行けたので。なんとか確定板に届いて良かったです。まだまだですけど。決勝に乗れたのはすごく嬉しいですね」
<12R>

守澤太志選手

新山響平選手
後ろ攻めから新山響平が動き出すと、中団から阿部将大も合わせて動き出す。先頭の長島大介が、合わせて踏んでペースを上げると、阿部は車を下げて、その上を新山が叩き切る。下げた阿部が、打鐘ですかさず巻き返すと、2センターで守澤太志(写真)がブロック。援護を受けた新山が、猛然と風を切る。新山と間合いを取った守澤は、最終4コーナーから前に踏み込んで鮮やかに差し切った。
「(打鐘過ぎは)新山がしっかり踏んでくれてたんで、ブロックができた。本当に強かったです。初日ほど掛かってないなって感じはあったんですけど、あれだけハイペースになっていれば、みんな脚を使っているし、車間を切った方が良いかなと。内藤(宣彦)さんも連れ込みたかったんで。この展開なら、あとは長島君しか来ないし、まくり追い込みだけ警戒してました。連日前が強くて感じは悪いんですけど、抜けたし、良いってことで。セッティングを大幅に変えて、昔のセッティングに戻した感じです」
新山響平(写真)は、別線の抵抗を退ける先行策に出て2着。未勝利ながらも、動きは良好だ。
「(ラインの)3人ともスタートは自信がなかったんで、後方になるかなとは思ってた。出切るまでに脚を使って、すぐに阿部君が来た。(出させるか)迷ったけど、守澤さんが仕事して、影が見えなくなったんで、腹を括って駆けました。2コーナーくらいでは、もう燃料切れだったし、残してもらった。(状態は)あんまり良くはない。疲れが抜けるかなと思ったけど、残ってる」
守澤のブロックで、西日本ラインは空中分解。中団を占めた長島大介は、3コーナーからまくり追い込んで3着に食い込んだ。
「もがき合ってくれれば良いなと思って、(初手は)あの形を取りました。流れを見ていたけど、2コーナーで行ける感じじゃなかった。新山はタレてたと思うんですけど、ハイペースで分からなかったです。もう、ここしかないってところで踏んだ。考えた通りのレースはできているし、状態は悪くない」
「(打鐘過ぎは)新山がしっかり踏んでくれてたんで、ブロックができた。本当に強かったです。初日ほど掛かってないなって感じはあったんですけど、あれだけハイペースになっていれば、みんな脚を使っているし、車間を切った方が良いかなと。内藤(宣彦)さんも連れ込みたかったんで。この展開なら、あとは長島君しか来ないし、まくり追い込みだけ警戒してました。連日前が強くて感じは悪いんですけど、抜けたし、良いってことで。セッティングを大幅に変えて、昔のセッティングに戻した感じです」
新山響平(写真)は、別線の抵抗を退ける先行策に出て2着。未勝利ながらも、動きは良好だ。
「(ラインの)3人ともスタートは自信がなかったんで、後方になるかなとは思ってた。出切るまでに脚を使って、すぐに阿部君が来た。(出させるか)迷ったけど、守澤さんが仕事して、影が見えなくなったんで、腹を括って駆けました。2コーナーくらいでは、もう燃料切れだったし、残してもらった。(状態は)あんまり良くはない。疲れが抜けるかなと思ったけど、残ってる」
守澤のブロックで、西日本ラインは空中分解。中団を占めた長島大介は、3コーナーからまくり追い込んで3着に食い込んだ。
「もがき合ってくれれば良いなと思って、(初手は)あの形を取りました。流れを見ていたけど、2コーナーで行ける感じじゃなかった。新山はタレてたと思うんですけど、ハイペースで分からなかったです。もう、ここしかないってところで踏んだ。考えた通りのレースはできているし、状態は悪くない」