●並び 細切れ戦となった決勝戦。注目の並びは... 岡部芳幸-有坂直樹-金古将人 平原康多-川口満宏 矢口啓一郎-長谷部純也 三宅達也-山口富生
●展望 ラインの先導役を務める4選手が全て捲りタイプで主導権の行方が大きな注目を集めることになりそうだが、平原か矢口が先行策を取ってくる可能性が高そうだ。 平原は準決勝でのレースを見ても分かる通り、抜群のダッシュの持ち主で、得意のカマシがツボにはまってしまえば500バンクといえども逃げ切りは十分にある。ただ、矢口もダッシュ力では平原に負けてはいない。他のラインを上手く封じることが出来れば念願のS級初優勝の可能性も一気に高まるところ。 そして、唯一3者での連係となった北日本ラインだが、細切れ戦であるため、位置取り巧みな岡部芳幸が中団を確保出来る公算が高く、そうなると上位独占も一考しておきたい。 また、三宅-山口の西日本ラインは三宅の動向が浮沈の鍵を握ることになるが、その三宅は年末の立川FIで優勝、準決勝Cでも逃げ切るなど、調子そのものは悪くないだけに、侮れないところ。