中部近畿コンビは脇本雄太-不破将登(写真)の並びで落ち着いたが、番手の不破は自力も視野に入れてレースに臨む。 「ここに向けて仕上げてきました。戦えるだけのデキにあると思います。明日は脇本君の後ろからですけど、実戦で番手を走るというのはほとんど経験が無いし少しだけ不安はあります。でも、いざとなれば自力を出したいし、そこらへんは展開に応じてやっていきたいです」
九州の2人は納得の別線勝負。混戦になればまくり強烈な松川高大(写真)の出番だろう。 「山田さんとは二人の力を出し切ろうと話し合って納得の別線だし、単騎戦に迷いはありません。スピードに乗せる競走は自分は大好き。後手を踏まないで位置取りさえ間違えなければチャンスはあると思います。2着以下はみんな同じだと思っているし、勝ちにはこだわりたいですね」
山田庸平も好位置キープから踏み込めばチャンスはある。 「松川君と連係することも考えたけど、人をあてにしてもしダメだったときに悔いが残るから、それなら自力でやろうと決めました。ここに来る前に風邪を引いたけど、今は治っているし問題はない。緊張はしていないつもりだけど、昨日寝られなかったから無意識にあるのかもしれません」
坂本貴史は直近4場所で優勝2回、準V2回と文句のない成績だ。 「山崎(芳仁)さんと練習してきたし、渡邉一成さんもいたので、内容の濃い練習ができました。明日はみんな強いし、チャレンジャー精神で頑張るだけですね」