『KEIRINグランプリ2024シリーズレポート』 KEIRINグランプリ2024【GP】 初日共同インタビュー

配信日:12月28日
12月30日(月) 11R(発走予定16時30分)
古性優作(大阪・100期)
古性優作選手
 (今年を振り返って)去年グランプリ終わって全部のGI獲るって言ってたんですけど、2つしか(タイトルを)獲れてないですし。去年に比べても3つから2つに落ちてるんで、個人的にはそんな良くなかったですけど、寺崎(浩平)君とか窓場(千加頼)君が近畿を背負っていくくらいの選手になってきてくれましたし、なっていかないといけないし、そういう選手が出てきてくれてめちゃくちゃ嬉しいです。(前回の競輪祭は)準決勝に関しては寬仁親王牌で寺崎君に迷惑かけてしまいましたし、決勝戦で。その分も走りでそういう姿を見せないといけないと思ったんですけど、それが空回りしてしまって。お客さんに本当に申し訳なかったなという感じです。(その後は)しっかりトレーニングして怪我しないようにだけ祈りながらしっかり攻め続けてトレーニングはしたんで。あとは体調管理をしっかりしてって感じです。(直前も)休むとこは休んでトレーニングするとこはしてって感じで。(静岡はグランプリを優勝しているが)走ってて気持ちが良いですね。相性は良いと思います。(グランプリは)僕は脇本(雄太)さんの後ろで。
平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手
 (今年は)日本選手権の6日間が本当に体調が良くて。でも、それ以外は良いところなかったなって感覚です。(後半は)3場所連続で落車してしまって。最後気合で走ったんですけど、ダメージは当然あって。それをこの1カ月で立て直してきたって感じですね。12月の前半くらいは体が固まっちゃって。自転車と体がうまくマッチしない感じだったんですけど。幸いなのかバンクが使えなくて街道に行く時間がすごく長くて、それでかなり自転車と向き合う時間が長くて、結構思い出せたこともあったり、ようやく体が馴染んできたなと思いました。(直前の感触は)直前はむしろ街道で乗り過ぎて腰痛が出てしまったくらいなので。そこはケアできれば走れるかなという状態まではきたのかなと思います。(ここに向けて変えた点は)前回までのフレームは3場所連続で転んじゃってるし(苦笑)、流れが良くないし、ダービーくらいから使ってたフレームにまた戻して今回は走ろうと思います。(練習も)それでしかバンクでは乗ってないです。(静岡は)バンク自体はクセがなくて走りやすいし。でも、前回走ったときは周回中からすごい風強いなっていうようなイメージがあるので。4時半とかあのくらいの時間になると冷えてくるし風もあるのかなっていうようなイメージでいます。(グランプリは)当然、眞杉君の後ろになります。(作戦は)直前までそんなに話さなくてもOKだから。彼は天才なんで、自分がどれだけは付いていけるかっていうところがまずは課題ですね。
郡司浩平(神奈川・99期)
郡司浩平選手
 (今年を振り返って)良いスタートを切れたんですけど、全体的に見たら良くも悪くもって感じですけど、少し結果もそうですけど、やっぱり内容もしっかりと突き詰めてきたいなという思いが。そこら辺を課題に来年はやっていきたいと思います。(競輪祭では落車したが)怪我の部分はケアしてすぐ良くなったので、練習もわりかしすぐできましたけど、フレームがダメになってしまったので、新しいものを導入して今回それできました。(新フレームは)きたばっかりで。つい2週間前くらいにきたんで、でも2週間乗れてるんで全然違和感なく、問題なく走れそうです。(セッティング等は)前回のフレームとほとんど変わらないので、ちょっと少しだけ微調整してって感じですね。(ここまでは)約1カ月自分なりには充実した1日1日過ごせたのでいい1カ月でしたし、体調面もしっかり合わせられたので、そこら辺は不安なく臨めると思います。(普段の練習と違う点は)静岡に2日間入らしてもらって、夕方の時間帯も乗れましたし、そこら辺は来て良かったなと思います。(グランプリは)北井さんの番手で。岩本さんも3番手回ってくれるので。心強いです。(作戦等は)全然話してないですね。僕的にはお任せです。車番も外枠なんで戦法的には考えにくくなっちゃうと思うんですけど。しっかり3人で結束していいレースをしたいです。
眞杉匠(栃木・113期)
眞杉匠選手
 (今年を振り返って)良くも悪くも良い経験ができたなって思います。(練習中の大怪我から始まった一年だったが)今まで大きな怪我もなくやってたんですけど、前半は怪我と向き合って。色々ケアだったり体の使い方だったりと勉強しながら過ごしてこれたかなと思います。(後半は)ちょっとマッチしてきた部分はあるんですけど、まだやりたいこととかみ合ってないことが多いので来年はそこを修正していきたいなと思います。(前回は競輪祭だったが)毎回(GIは)準決勝で負けてて。完全に気持ちの弱さが出てるなと思うので課題はそこですね。(ここまでは)練習はやりたい練習が結構できたかなと思います。合宿とかもやって充実した練習ができたかなって思います。(合宿は)沖縄に行ってました。(小林)泰正と同県の岡部(陸斗)と群馬の蕗澤鴻太郎と4人で行ってました。良い練習できました。後半から競走用のフレームで練習するようにしてそれで大分感じ良くなってきて来れたかなと思います。(セッティング等も)毎日微調整しながら大分良い方向に出てると思います。(静岡は)7車ですけど、優勝は今まで2回しているのでイメージは良いかなと思います。9車は多分走ったことないかな。(本番までは)去年と変わらず楽しみです。(グランプリは平原と)2人で力を出し切れれば。2人でワンツーを決められれば最高の形になります。
岩本俊介(千葉・94期)
岩本俊介選手
 (今年を振り返って)本当にすごい結果を残したり、あとはその結果に押し潰されそうになったり、本当に色んな経験をさせてもらった一年間だったので。本当に良い経験をしたなって思ってます。(グランプリ出場が決まってここまでは)とにかく練習に戻ったので。練習だけを続けて約1カ月。長かったですね。競走に行かないんで、練習ばっかりなんで。練習って改めてこんなにキツいんだなってしみじみ思いました。(練習内容は)基本的にやる事を一気に変えようってことではないんであれだったんですけど。地味な作業から始めて、しっかりレースにつなげられるようにいつも通りの練習をやってきたつもりです。(一番乗りだったが)東名が混みそうな予定だったので。計画的に。(グランプリは郡司、北井の)2人にはすごくお世話になっているので、しっかり(南関ライン)3番手を固めさせてもらって総力戦で頑張りたいと思います。
清水裕友(山口・105期)
清水裕友選手
 (今年は)前半は割と、タイトルもちょっとていう風に考えてはいたんですけど、後半すごく失速したんで結果悔しい1年でした。後半は体調が思うようにはいかなかったです。(前回の)競輪祭は全くいいところがなかったです。(9月に落車があったが)怪我はあまり大したことなかったんですけど、それ以外のところで体調面で苦労するのが多かったですね。(グランプリが決まってここまでは)しっかり練習はやれる中でやってきたつもりではいますし。やれることはやりました。(ここに向けて変える点は)自転車は違う(新しい)のでいきます。(練習での感じは)良かったです。(静岡は)重たい印象があるんですけど、今年記念も走らせてもらって結果良かったですし、あまり悪いイメージはないです。(グランプリは)新山さんいるんですけど、色々考えて…。やっぱり単騎(笑)。(頭をよぎった?)いや全然、単騎で。(レースプランは)イメージすればするほど、頭の中で悪い着しかないので、出たとこ勝負でいきます。
北井佑季(神奈川・119期)
北井佑季選手
 (今年は)うまくいった部分とそうでなかった部分がけっこう大きく分かれた1年かなと思います。(うまくいかなかったところは)前半戦では全日本選抜で決勝に乗って、宮杯を獲れてという感じで前半戦にはそれなりに結果を残せたレースはありましたけど。後半戦になって自分でなかなか決勝に乗れず勝ちもそう多くなかったのかなと思うので、後半戦は難しいレースが続いたのかなと思います。もちろんタイトルを獲ったことによって警戒されることはあたり前ですけど増えたとは思いますし。(競輪祭の後に大垣記念を走ったが)グランプリまでに12月のうちで前半に1回は走っておきたかったっていう気持ちはあったので走りました。結果は良くなかったので、体もこう動き切ってはいなかったのかなとは思います。(その後は)練習はここに向けてしっかりやって、体調も日に日にグランプリに向けて上がっていっている感じですね。(フレームやセッティング等で換える点は)フレームは今まで使ってなかったやつで大垣のときとも違うやつです。元々こうどんどん、どんどん新しいフレームは作っていきますし、その中で新しいのを乗ってみて前に乗ったやつの方が良ければそっちに乗りますし、たまたま新しいやつがきてそれがすごく自分としては良かったのでそれを使おうかなと思ってます。(レースではぶっつけ?)レースではそうです。(不安は)ないです。できれば大垣に間に合わせて乗りたかったものではあったんですけど、タイミングが合わなかったので大垣が終わってからずっと使ってる感じです。(静岡は)1回走ったときはデビューして間もないときだったので、正直あまり印象がなくて。ただここに来る前に練習で使わせていただいたので、特にクセはないバンクなのかなとは思います。(グランプリは)僕は自力で(南関ラインの)先頭で頑張ります。(レースプランは)初手の位置でどうなるかもわからないですし、色んなパターンが考えられるので、そういうのを考えてるとこですね。
新山響平(青森・107期)
新山響平選手
 (今年は)結果はあまり出せなかったんですけど、内容は自分なりにこだわってやってきた中でまあまあ納得できるものにはなりました。(23年よりGIの優参回数も増えたが)やってきたことが少し結果としてそこは。決勝に乗るという結果としては出たんですけど、ラインのおかげだったかなとは思います。(久々の記念優勝もあったが)それに関しても前で頑張ってくれた中野(慎詞)君だったり後ろを固めてくれた大森(慶一)さんのおかげでした。(グランプリ出場が決まった後も12月広島記念in玉野を走ったが)一つはレース勘が鈍ったりしないようにっていうのもありましたし、その分落車だったりリスクはあるんですけど、それ(リスク)を背負っても出ておきたかったので、しっかり走って。やっぱり競輪場に来るとモチベーションも上がるのでモチベーションの維持にもつながりました。(4日間を振り返って)初日なんかはレース勘が良くなくてあまり良いレースができなかったですけど。修正して2日目走れましたし、最終日は少し見過ぎちゃったところがあるんですけど。良いトレーニングにはなりましたし、レースに行って良かったなと思います。(その後は)やりたいことをやって、やり残したことはあまりないかなって感じで入れました。(いつも違うことは)特にないですけど、静岡競輪場に1日入らせてもらいました。(バンクの感触も確かめて)良い感じに練習できたと思います。(静岡は)僕は軽いバンクだなとは思っています。風もあんまり気にしたことはないです。(グランプリは)単騎で、自力で頑張ります。(レースプラン等は)あまり考えないようにしてはいますけど。何通りかは考えて、あとはレースの流れで体が動いたところで行こうかなと思っています。
脇本雄太(福井・94期)
脇本雄太選手
 (今年は)去年の怪我から今年の前半を引っ張ったかなと思ってたんですけど、後半少しずつ良かったり良くなかったりを繰り返していて、全体的にいうと苦労した1年だったかなと思います。(競輪祭優勝でグランプリが決まってここまでは)競輪祭が終わって翌週にに古性(優作)君と近畿合宿みたいな感じで練習させてもらって、そこから先は地元で練習したわけなんですけど、なかなかちょっと冬は天候がずっと悪いことが多くて、満足にいく練習はできなかったんですけど、やれることはしっかりやってきた感じです。(状態は)練習した感じは違和感なかったんで良いかなと思ってます。(静岡は)2018年のグランプリ以来かなと思ってるんですけど、そこから改修工事やなにやらしてると思うんで、感触は実際に乗ってからだと思います。(グランプリは近畿2人だが)いつも通り自分が前で頑張りたいと思います。(レースプランは)今考えてることはあるんですけど、それも指定練習乗ったら変わるかもしれないんでまずは乗ってって感じですね。