『第75回高松宮記念杯競輪・第2回パールカップ(GI)レポート』 4日目編

配信日:6月14日

 伝統の東西対抗。岸和田競輪場を舞台に開催されている令和6年能登半島地震復興支援競輪・大阪・関西万博協賛「第75回高松宮記念杯(GI)」は、6月14日に4日目を迎え、シリーズも後半に突入した。メインの白虎賞(西日本)、青龍賞(東日本)は、ともに番手まくりでの決着。脇本雄太、深谷知広が1着で準決に弾みをつけた。また、二次予選では、西日本が北津留翼、桑原大志、犬伏湧也。東日本は、宿口陽一、成田和也、森田優弥が白星でクリアした。シリーズもいよいよ正念場、6月15日の5日目には、ファイナルのキップをかけて準決で熱戦が展開される。
 シリーズの開催中は毎日、東西ガチンコ予想会、岸和田グルメフェスティバルなどが行われます。また、6月15日の5日目には、「金属バット」のお笑いスペシャルライブ、「吉本新喜劇」スペシャルステージ、元プロ野球選手の岩田稔さんのトークショー、選手会大阪支部によるチャリティーオークションなども予定されています。岸和田競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。

青龍賞出場選手特別紹介
青龍賞出場選手特別紹介
青龍賞1番車、平原康多選手
青龍賞1番車、平原康多選手
青龍賞2番車、新山響平選手
青龍賞2番車、新山響平選手
青龍賞3番車、深谷知広選手
青龍賞3番車、深谷知広選手
青龍賞4番車、吉田拓矢選手
青龍賞4番車、吉田拓矢選手
青龍賞5番車、郡司浩平選手
青龍賞5番車、郡司浩平選手
青龍賞6番車、新田祐大選手
青龍賞6番車、新田祐大選手
青龍賞7番車、北井佑季選手
青龍賞7番車、北井佑季選手
青龍賞8番車、和田真久留選手
青龍賞8番車、和田真久留選手
青龍賞9番車、眞杉匠選手
青龍賞9番車、眞杉匠選手
白虎賞出場選手特別紹介
白虎賞出場選手特別紹介
白虎賞1番車、古性優作選手
白虎賞1番車、古性優作選手
白虎賞2番車、脇本雄太選手
白虎賞2番車、脇本雄太選手
白虎賞3番車、窓場千加頼選手
白虎賞3番車、窓場千加頼選手
白虎賞4番車、山田久徳選手
白虎賞4番車、山田久徳選手
白虎賞5番車、寺崎浩平選手
白虎賞5番車、寺崎浩平選手
白虎賞6番車、志智俊夫選手
白虎賞6番車、志智俊夫選手
白虎賞7番車、南修二選手
白虎賞7番車、南修二選手
白虎賞8番車、藤井侑吾選手
白虎賞8番車、藤井侑吾選手
白虎賞9番車、三谷将太選手
白虎賞9番車、三谷将太選手
青龍賞・白虎賞表彰式
青龍賞・白虎賞表彰式

11R 青龍賞 レース経過

 スタートで郡司浩平がスッと出て、北井佑季-深谷知広-郡司-和田真久留の南関勢が誘導員の後ろを占めた。眞杉匠-吉田拓矢-平原康多の関東勢が中団、新山響平-新田祐大が後攻め。
 青板では全体に大きな動きはなく、誘導との車間を切って後続をけん制していた北井が赤板過ぎに突っ張り先行に出て、一気にペースが上がる。最終ホームから5番手の眞杉が仕掛けるが、引き付けた深谷が2コーナー付近から番手まくりを敢行。眞杉は郡司のけん制を受けて後退。後方で脚を溜めていた新山も最終2コーナーで勢い良くまくり上げるが、3番手の外までで直線に入る前にいっぱいに。南関3者の争いで、深谷がそのまま追撃を振り切って青龍賞を制した。2着は郡司、3着は和田でラインでワンツースリー決着となった。

12R 白虎賞 レース経過

 号砲が鳴ると山田久徳が飛び出して誘導員を追う。窓場千加頼-山田の京都勢が前団を占め、古性優作-南修二の地元勢が3番手から。寺崎浩平-脇本雄太-三谷将太が5番手からで、藤井侑吾-志智俊夫の中部勢が後攻め。
 青板周回から藤井がゆっくりと上昇し誘導員の後ろに収まるが、赤板で古性が前に出る。すかさず寺崎が仕掛けて、ハイペースで踏み上げていく。打鐘では、寺崎-脇本-三谷、古性-南、窓場-山田、藤井-志智で隊列は一本棒になる。最終ホーム目掛けて古性が仕掛けてくると、察知した脇本がこの動きに合わせて番手発進。三谷は踏み遅れて、脇本の後位には古性が割り込む。1センター付近から窓場もまくり上げるが、前のカカリがいい。脇本は古性の追撃を許さず振り切って白虎賞を制した。2着は古性、三谷に踏み勝って2人を追う形になった窓場が3着。

<5R>

森田優弥選手
森田優弥選手
 赤板1コーナーで岩本俊介が、森田優弥(写真)を押さえて出る。後方でタイミングを取った守澤太志は、2コーナー手前から踏み込む。一度は中団の森田のところで止まった守澤だったが、再スパートして岩本を叩く。守澤に渡部幸訓まで出切り、阿部力也は付け切れない。7番手になった森田は、最終ホームから仕掛ける。3番手で態勢を立て直した岩本も合わせて出るが、森田のスピードがいい。渡部のけん制で接触した岩本が、バックで落車。森田が守澤をまくり切って1着。
 「岩本さんとの2分戦だと思ったが、守澤さんがいいレースをしていて、自分の中で隙があったと思った。(赤板は)なにが起きたかわからず、あれって思いました。踏み出した時に外に浮いてヤバいと思ったが、なんとか行けて良かったです。後ろで落車もあったけど、自分は最後まで踏めた。諸橋(愛)さんまで(ラインで)しっかり決まってうれしい」
 最終バックのアクシデントで森田の加速に遅れた吉澤純平だったが、前団を乗り越えて2着に踏ん張った。
 「(赤板は)森田君が前に行っていて、バックを踏みながら付け直すのがキツかった。(森田が仕掛けたところは)最初からキツかったけど、諸橋さんに前を任せてもらっていたので集中して付いていった。5月の空いていた時に(吉田)拓矢と練習をしていた。その(練習)不安はないけど、レースで結果が出てこなかった不安はあった。練習での不安がなかったのが良かったです」

<6R>

犬伏湧也選手
犬伏湧也選手
 前受けの嘉永泰斗が、中団から上がった山口拳矢を切らせない。中団のけん制もあって、後方の犬伏湧也(写真)は赤板2コーナー過ぎから踏み出す。犬伏の加速に3番手の橋本強は遅れ、犬伏、小倉竜二で主導権を奪取。3番手に嘉永が飛び付く。単騎の野田源一は5番手。最終バックで嘉永がまくり上げて、小倉竜二が外に張る。嘉永は不発で、2センターから外を踏んだ野田も迫る。小倉は直線でいっぱいで、犬伏が押し切った。
 「(組み立ては)取れた位置から考えようと。あそこ無理やり切って押さえてからレースをつくらないと。それができなかったのは自分の気持ちですね。ゴール前も粘れているんで、スピード感は良かった。ただ、勝ち上がりはしっかりとラインを連れていかないと。もっとうまい競走ができたかなっていうのがあるんで、内容はあんまり良くない」
 単騎の野田源一は、嘉永ラインからレースを運び、最終バックで5番手。直線で外を伸びて2着に入った。
 「(嘉永)泰斗が前受けするんなら、(3番手の)あの位置が一番チャンスがあるかなと思った。(嘉永が)踏んでどこかに飛び付いて、(山口)拳矢が来る前に自分が仕掛けようと思ってた。踏んだ感触は良かった。(まくった)泰斗もやめるタイプじゃないし、しっかりとコーナーを回れればと。3(着)はあるかなっていう感じだった。初速がキツいけど付いてしまえば、あとは地脚が生きてきますね」

<7R>

成田和也選手
成田和也選手
 赤板目がけて菅田壱道、佐々木悠葵、松井宏佑の3人が踏み上げる。佐々木悠が5番手に戻り、松井も8番手に下げて打鐘を通過する。前受けからそのまま先頭をキープしていた菅田は、腹を固めて2センターから徐々にペースを上げて駆ける。4車の北日本勢が主導権で最終周回へ。佐々木悠が2コーナー手前からまくりを打ち、松井もワンテンポ置いて仕掛ける。3コーナー過ぎに佐々木悠を止めた成田和也(写真)が、直線で追い込んだ。
 「(思っていた展開とは違い菅田は)先行になっちゃったなって。でも、菅田君はしっかり踏んでいった。松井君がどこからくるかって感じでしたけど、先に佐々木(悠)君が来た。スピードの感じ的に止められると思って(ブロックに)いきました。(最終)4コーナー過ぎて外が来ていたので踏みました」
 8番手に陥った松井宏佑は、最終2コーナー過ぎからまくって出る。不発で浮いた佐々木悠のあおりもあり、大外を回らされたことが響いて2着がやっと。
 「前を取りたかったんですけど。(後ろ攻めとなって)キツかったですね。佐々木(悠)君にじゃまされて、接触もしながらだった。ああなったら最後しっかり届くようにと思ったんですけど。佐々木(悠)君が(最終)2センターで膨らんで大外になってしまった」

<8R>

桑原大志選手
桑原大志選手
 谷口遼平の上昇に合わせて、3番手の清水裕友が動いて三谷竜生を押さえる。3車の中四国が赤板2コーナー手前で出て、三谷が4番手。伊藤旭は6番手で打鐘を迎える。ペースを落としていた清水は、8番手から巻き返した谷口に反応して踏み上げる。清水が冷静に駆けて、最終ホームを通過。谷口は4番手までで三谷ともつれる。そこを伊藤がまくるが、番手の桑原大志(写真)が外に振る。山口ワンツーは、ゴール寸前で逃げる清水を桑原が差し切った。
 「清水君がやりたいことに対応をしようと。(清水は)感性で走って出し惜しみをしないので、それをサポートできればと。この掛かりで(別線は)来るのか、というくらい掛かっていた。(伊藤)旭君は切れがあるなって。気持ちに余裕はないですね。いいところで1着を取れているし、(自転車は)なにもさわらないつもりです。オッサンなりに頑張ります」
 赤板1コーナーで清水裕友が先頭に立つと、別線の動きがない。谷口の反撃も遅く、清水はそのまま先行策。別線を完封して、桑原とのゴール勝負に持ち込んだ。
 「調子は良くないですね。出し切れていない感じです。谷口さんが来れば3番手は確保できると思ったけど、泳がされて駆けてですね。人の欠場で(二次予選に)繰り上がりをツキととらえるのはではなく頑張る。ずっと重くて引きずっている感じですし、バンク相性は厳しいものがある。状態は悪くないと思って入ってきたけど、結果が結果なので…。展開がかみ合っていないというのはありますが。(修正点は)なにをやっても焼け石に水なので、なにもしません」

<9R>

宿口陽一選手
宿口陽一選手
 前受けの小林泰正は下げて、早めに上昇を始めた松坂洋平が誘導後位に収まり赤板を迎える。そこを北日本勢が押さえて出る。先行態勢を取った高橋晋也がペースを握り、5番手に下げた松坂は打鐘手前でインを押し上げる。松坂が番手の佐藤慎太郎と併走になり、短くなった隊列に小林がアタック。高橋もペースアップ。もつれた佐藤慎と松坂が離れて、番手に小林が入って最終周回へ。高橋を射程圏に入れた小林は、2コーナー過ぎからまくる。最後は小林マークの宿口陽一(写真)が、佐藤慎の中割りを許さず追い込んだ。
 「昨日(一次予選2)、吉田(拓矢)君に迷惑を掛けてしまって、同じような場面があったので、そこは反省を生かせた。番手にハマって(小林)泰正が休憩していた感じがあった。早めに行ってくれれば、(鈴木)竜士まで決まっていたかもしれない。自分は昨日に比べたら大幅にセッティングを変えて、脚の感じはいい。ダービー(日本選手権)は前検日に腰を痛めてしまったんで、不甲斐ない成績だった。それに比べたらだいぶマシです」
 佐藤慎にさばかれたラインの鈴木は5着。それだけに宿口とのワンツーにも、小林泰正がこう振り返る。
 「(高橋)晋也と2分戦だと思ったんで、ああなったらキツいと。タイミングをみて行きました。自分がカマしに行くタイミングで、(松坂が)内に行ってくれたんで隊列が短くなった。(番手に入ってからは)出しぶってしまって、あのまま行ってれば(ラインの)3人で決まってたと思う。前回よりも調子が良くない。(レース間隔が)詰まっているので、脚が落ちていますね」

<10R>

北津留翼選手
北津留翼選手
 前受けの山田庸平は、赤板過ぎに河端朋之を突っ張る。河端に出られた山田は番手で粘り、松浦悠士との併走で打鐘。山本伸一が追い上げると、山田は3コーナー過ぎから空いたインを進出して先頭に立つ。が、押し上げた河端が車体故障で後退。最終ホームを通過して、主導権の山田に北津留翼(写真)、山本伸一で続く。その後ろで松浦悠士は椎木尾拓哉をさばいて4番手をキープ。3コーナーから松浦が踏み込んで、番手の北津留は合わせて早めに追い込む。抜け出した北津留が1着。
 「本来、(山田)庸平君は(河端の)番手か3番手で勝負のところを行ってくれて申し訳なかった。庸平君と河端さんで踏み合って脚を使っていたので、後ろの自分たちには楽な展開になった。山本選手が真後ろでドキドキした。踏まれて、そのあとに踏んで間に合うかが疑問で、(最終)バックを迎えて庸平君が疲れてきてたんで出させてもらいました。番手、3番手は不慣れなので、自力よりも緊張すると思って走っています。脚はいつも通りです。今日(4日目)は庸平君のおかげで1着を取れた」
 打鐘から前に踏んだ山本伸一は、あおりを冷静に見極めて最終ホームで北津留の後ろを手に入れる。真後ろから松浦が踏み込んだが、北津留に吸い込まれて2着。
 「一番、想定していない中団だったので、周回中に組み立てを考えていた。(山田)庸平が踏まないようなら先踏みしようと思ったけど、踏む素振りを見せたので緩んだところを行こうとは思った。阿竹(智史)君が外にいて内か、外か迷ったので(仕掛ける)スピードは悪かった。(北津留の後ろで)脚はたまっていたが、北津留君の動きを見ながらでした。連日、脚の感じは悪くない。自分で動いて勝ち上がれている。恵まれているところはあるが、脚の状態はいいと思う」

<11R>

深谷知広選手
深谷知広選手
 郡司浩平、深谷知広(写真)がスタートを出て、4車の南関勢が前団に構える。5番手の眞杉匠、8番手になった新山響平も赤板では動かない。北井佑季が赤板1コーナーで誘導を降ろして、そのままペースを上げる。打鐘ではすでにハイペースになり、眞杉は車間を詰める勢いで最終ホームから仕掛ける。眞杉のスピードを見極めて、深谷が2コーナー手前から番手発進。郡司は押し込む眞杉をさばいて追走。深谷、郡司に和田真久留まで続き、まくった新山が好スピードで迫るが3番手まで。詰め寄る郡司を深谷が振り切った。
 「眞杉君が来ると思って焦りました。あれだけ行ってもらったし、踏ませてもらいました。北井がすごい掛かりであとは自分が後ろで、どう対処をするか。今日(4日目)は踏ませてもらったけど、今後は残せるように。(状態は)キツすぎてわからないが、なにもできなかったわけではないので悪くないかなと」
 眞杉にからまれたが、深谷後位を明け渡すことなく郡司浩平が2着。
 「北井さんはジャン前からかなりフカしていて、もう誰も来られない感じだった。すごいっすね。やっとスピードが落ち着いたところで眞杉君が横に来ていたので、敵ながらすごいっすね。眞杉君と外併走で深谷さんが踏んだところで降りられないように。そこをしのげば、もう誰も来られないと。気持ちをリラックスして、連結を外さないことだけ考えていました。眞杉君と体が合った時にフォームが崩れて脚がたまりにくかったので、フォームを崩さずに自分のイメージした乗り方をしていきたい」
 南関4番手の和田真久留は、初めての4番手にもソツなく対処した。
 「4番手は初めてだった。この並びは日本一キツい4番手だと思う。他のラインも強いし、油断できなかった。(一次予選の2走で)ずっと1レースを走っていて(4日目は)暑さを感じたがなんとかしのげた。(状態は)人の後ろなんでなんとも言えないですね。前のおかげなので」

<12R>

脇本雄太選手
脇本雄太選手
 青板4コーナーで藤井侑吾が誘導の後ろに収まって、そこを古性優作が切って出る。すかさず寺崎浩平が押さえて出て、ペースを上げて風を切る。寺崎ラインの3車が出切り、古性は4番手で打鐘を通過する。窓場千加頼は6番手。古性は最終ホーム手前から踏み込んで、前団に襲い掛かる。しかしながら、脇本雄太(写真)は、古性に並ばれる前に番手から自力に転じる。古性が脇本の後ろにスイッチして、三谷将太、南修二はからんで遅れ気味。2コーナーからまくった窓場だが、脇本のスピードが良く古性の後ろまで。近畿の別線3人での直線勝負は、脇本が危なげなく押し切った。
 「寺崎君も全プロ記念の失敗はしないっていう感じだった。その辺りをくみ取って、レースをしたんだと思います。あとは古性君がどれくらい早く来るのかと思っていたら、自分が想像していたよりも早かった。それで結果的に対応が遅れた。(古性が来たのを)見てからの反応は悪くなかった。脚の感覚は変わってないけど、気持ちの面ではどんどん充実しているのかなと思います」
 福井2段駆けを許すまいと敢然と仕掛けた古性優作だったが、脇本の番手まくりに1車身差の2着。
 「近畿勢を全員、ねじ伏せてやろうって思っていました。インを切って脚にきていたけど、脇本さんが(番手から)出る前に行かないと番手まくりをされて前で決まってしまう。そこが安易に想像できた。(最終ホーム手前から仕掛けて)もう半分、脇本さんより肩が出ていたら押し込めたんですけど。それも脇本さんはわかっていた。(脚の感じは)悪くないですし、状態的にはいいのかなと。けど、今日(4日目)は力負けしました」
 まくりを打った窓場千加頼だったが、番手発進の脇本は遠く、その後ろにいた古性を脅かすまでにも至らなかった。
 「(スタートは)まさか前が取れるとは思ってなかった。(別線を動かして)回したあとに流れで寺崎君を叩ければと。(結果的には)ジャンで寺崎君が踏んだんで、藤井君のところに降りました。古性さんが仕掛けて、僕もそこを目がけて仕掛けたんですけど。内から(脇本が)バイクみたいですごかった」