『第57回高松宮記念杯競輪【GI】レポート』 前検日編
 
配信日:5月31日
 


■私的明日の展望

11レース 青龍賞
渡邉一成-伏見俊昭-岡部芳幸-有坂直樹
平原康多-手島慶介-兵藤一也
山崎芳仁-佐藤慎太郎

共同記者記者会見でも取り上げられていたのは、北はどうするのか。
コメントは別線なのだが、東王座戦決勝のようなレースになるかもしれない。さすがにここは北日本でいいだろうと思われる。
しかし、当然そのあたりも平原は考えていると思うので、後方に置かれる競走にはならないだろう。
単純に考えるのであれば、渡邉の番手、伏見が有利になると思うが、その後ろの岡部のほうがいいかもしれない。
番手から抜け出す伏見が、ゴール前にタレ、岡部、有坂に抜かれるパターンだ。
私としてはこちらで考えるだろう。

12レース 白虎賞

加藤慎平-山口富生-濱口高彰-有賀高士
小野俊之-合志正臣
小倉竜二
市田佳寿浩-澤田義和

先行できるタイプが少ないのが、展開をより混乱させる。ここで先行しそうなのは市田。
小野は先行の番手に粘るようだと2車だけに辛くなるだろう。こうなれば加藤の出番。自力でこの賞を獲りに来るはず。
市田が先行しないようであれば、加藤も先行するはずで、そうなると有賀の捲り一発も考えられる。
私としては混戦になり、有賀の捲りごろとなっていただきたいのだが。



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若生武則の 『第57回高松宮記念杯競輪【GI】レポート』 前検日編

 今年で第57回を迎える高松宮記念杯競輪(GI)が、明日スタートします。雨の宮杯といわれるだけに気になる天気も、何とか持ちそうです。去年の……は、忘れて、スカッとした天気の下で競輪観戦を楽しみましょう!

 こんにちは、KEIRINマガジンの若生です。

 明日の目玉はなんと言っても、青龍賞、白虎賞でしょう。一体どんなレースが繰り広げられるのか。ワクワクしますね。青龍賞は、北日本と関東の戦い、白虎賞は先行不在で、どうもぐちゃぐちゃになりそうな気配が漂っています。誰が勝つのか、本当に楽しみですね。


 本日のワンショット!


 写真を撮りながら、選手たちが競輪場に入ってくる姿を見ているのですが、オッと思ったのが、横田選手でした。
長身にラフなファッションが似合っていますよね。なんか競輪選手らしくない雰囲気が漂っていますね。

 今日の大津びわこバンク

 明日からのレースを前に、選手たちはバンクの感触を確かめるように、乗り込んでいました。
全選手に健闘を祈りたいですね。頑張れー!

汗を流す選手たち
 


→ダッグアウトから
→私的明日の展望



■ダッグアウトから

<1R>
  菊地圭尚

「初特別競輪とかっていうのは考えないようにしています、考えて空回りしちゃうといけませんからね。名前を売れるように頑張ります!」


<2R>
  坂上忠克

「大津びわこは優勝したこともあるし、相性はいいんじゃないかなと思います。金子(貴志)さん、山口(幸二)さんいますし、頑張ってもらえるように、後ろからムチ叩きます(笑)」


<3R>
  栗田雅也

「体調は普通ですね。これといって良くもなく、悪くもなくなんですよ。僕は、先行が勝てると思うので先行しているんで、明日もいつも通り頑張りたいですね」
 
  金成和幸

「少しでも上にいきたいですね。もっと取材してもらえるように頑張りますよ!とりあえず4日間走れるように頑張ります」


<4R>
  永井清史

「調子はいいです。4月の大宮で優勝したし、500バンクは苦手じゃないです。500なら巻き返しがきくんでいいですね」


<5R>
  萩原孝之

「調子はまぁまぁかな。今回は新しい自転車でいきます。練習用の自転車だったんだけど、感じがすごくよかったんで本番用にしました」


<7R>
  諸橋愛

「調子は、現状維持といったところですね。でも、前に比べれば成績もあがっていますからね。藤原(憲征)が調子いいですからね、負けないよう、一戦一戦頑張ります」


<8R>
  藤野義高

「息子(孝彦・91期ナンバー1)は練習でも強いし、いい張り合いになっています。なんで、今回も気合いが入ります。自転車の伸びはよくないけど、頑張ろう!」


<9R>
  村本大輔

「これの前がちょっと期間あいていたから、乗り込んできたんで前回よりもいいと思いますよ。明日は(海老根)恵太の後ろ。連係相性はいいですね、あんまり抜いたことないけど(笑)。今回も頑張ります」


<10R>
  濱田浩司

「500バンクは悪いイメージもないですね。でも、大津びわこは1年半ぶりくらいになりますね」


<11R>
  渡邉一成

「疲れが出ないかだけが心配ですね。先行選手は調子と展開が問題になってきますからね。そういう意味でも、初日青龍賞スタートは大きいですね、自分の調子を見れますからね。なので青龍賞スタートをいかしていきたいです」


<12R>
  小倉竜二
全プロ記念競輪で落車して手首をひねった小倉「手首はダメやね。自分の判断で大丈夫と思ったんだけど、だめでした。で、同じとこを今回の前にひねっちゃいました。練習はしていません。この白虎賞のメンバーはやりにくいね。まぁ、競りにいってくれるんなら、隊列短くなったところをいきたいね。4着までに入れるように頑張ります」

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